クラウドファンディングのプロジェクトの審査が全然通らないよ~!? 一緒に旅行に行くのってだめなの!?
魅力的なリターンを考えるときに『独自性のあるもの』という話をしましたが、その独自性を出したいがためにやってしまいがちな規約違反があったりします。
今回はそのあたりについて解説していきます。
せっかくの魅力的なプロジェクトも公開されなければ資金調達なんて夢のまた夢です。
Contents
クラウドファンディングで気を付けたい落とし穴5つ
今回のトピックはこちら
- クラウドファンディングをやるのに年齢は関係ない
- 身分証と本人名義の銀行口座が必要
- 出会いを目的としたクラウドファンディングは不可
- 資格が必要なプロジェクトは資格を持っていること
- 宗教活動、選挙活動のクラウドファンディングは難しい
この5つとなります。意外なものがOKであったりNGであったりしていますので、自分のプロジェクトのリターンが問題がないか審査前にチェックしておきましょう。
クラウドファンディングをやるのに年齢は関係ない
これはいい意味での落とし穴で、年齢制限はありません
※ただし、未成年の場合は親の了承は必要
実際に中学生や高校生がクラウドファンディングを使って資金調達した実例もあります。
本を何冊売るかということに主眼をおいた新しいクラウドファンディング「EXSODUS」ですね。出版の常識を変えるクラウドファンディングとして注目株です。
身分証と本人名義の銀行口座が必要
身分証と本人名義の銀行口座が必要なのは落とし穴の一つです。身分証がないと通らない場合もあるので、個人・法人・団体誰でもできますが身分証と本人名義の口座の用意をしておきましょう。
身分証は学生証でもいいですが公的機関として認められるものであるので、専門学生証では通らないところもあります。
事前に確認しましょう。
出会いを目的としたクラウドファンディングは不可なところがある
お見合いをするクラウドファンディングが過去にありましたが、できるところとできないところがあるところには注意してください。
特に犯罪に発展しそうな内容になりやすいので、禁止しているサイトが多いですね。法律に違反しないようなリターンを作りましょう。
資格が必要なプロジェクトは資格を持っていること
世の中には資格が必要なものが実は多いです。
キャンプファイアサイトの利用規約より一部引用していましたので、
・著作権を含む一切の知的財産権を侵害する行為
・食品衛生法、食品表示法上の義務に反する態様での食品の取扱い
・酒税法上の義務違反する態様での酒類の取扱い
・電波法上の規制に則らない通信機器の販売
・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の定める規制に反する化粧品、医療品等の取扱い
・医薬品医療機器等法に定める規制に反する医薬品、医療機器等の取扱い
・動物取扱業に関する規制に違反する対応での動物の取扱い
・旅行業法、道路運送法等の規制に反する観光サービスの提供や取扱い
キャンプファイアの利用規約より一部引用
医薬品を取り扱うクラウドファンディングやお酒を扱うクラウドファンディングを出そうと思っている方は多いと思うので、この辺りは本当に気をつけなきゃいけません。
一緒に旅行にいくなども旅行業法にあたるので、やるのであれば旅行業法を取り扱える人と組んでやりましょう。
宗教活動、選挙活動のクラウドファンディングは難しい
キャンプファイアで議員のおときた駿氏が資金調達をしていますが、選挙期間外だったのでできたという事情があります。
宗教は支援者を募ってしまうと、問題になりやすいため禁止となっています。政治、宗教などは話題的にもデリケートなジャンルなので触れないのが吉です。
まとめ
今回の記事のまとめはこちらとなります。
- クラウドファンディングをやるのに年齢は関係ない
- 身分証と本人名義の銀行口座が必要
- 出会いを目的としたクラウドファンディングは不可
- 資格が必要なプロジェクトは資格を持っていること
- 宗教活動、選挙活動のクラウドファンディングは難しい
普通のことをやるのであればクラウドファンディングは自由です。
問題がないか企画段階でチェックを行い、クラウドファンディングそのものができなくなるようなことをなくすようにしていきましょう。
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